アヤポコの雑記*2人目育児中

育児のこと、旅行のこと、仕事のこと。30代の第二子子育て中の雑記です。

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救急車を初めてよんだ日、老後の住処を考える

朝いつものように在宅で仕事をしていると、外から大きな音が。
尋常でない様子に2階から外を見てみると人が倒れている。
急いで外に出る。
アパートの外階段から2階に住んでいるおばあちゃんが階段を転げ落ちたようだ。
頭から血が出ている。マスクも真っ赤である。
意識はあるものの頭からの血が止まらないので救急車を呼ぶことに。
救急隊の方は電話をしてから5分もせずに到着、3人でいらっしゃった。
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意識もあっておばあちゃんはちゃんと受け答えもできていたので心配はなさそう、あとは救急隊の方にお任せした。

救急車を呼ぶような怪我を目の前にするのも初めてだったが、到着の早さと対応に感心した。その一方で、この対応が正しかったんだろうかと、少し気持ちがざらざらした。「救急車をタクシー代わりに使わないで」とか「貴重な医療リソースを消費しないで」という内容のアナウンスを耳にすることはよくある。
結果的に意識はあったし歩けていたのだから今回の件も、もしかしたら救急車の対応じゃなくてタクシーなどで近くの病院に行くのでもよかったのではないだろうか。
もしこれが身内だったら自分で病院に連れて行く。しかし、知らない人だったらどうすればいいのか、もしもう少し気持ちに余裕があったら#7119に電話してもよかったかもしれない。
以前息子がベットから落ちて歯を脱臼した。血が止まらず、#7119に電話したら夜間対応をしている歯科を教えてくれた事があった。
明らかに危ない時は#119、判断に迷った場合は#7119と改めて覚えておこう。

横浜市救急医療センター 救急電話相談
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もう一つ、今回の事故で考えたことは老後の生活拠点。
まだまだ我々夫婦は若いが、体の衰えは誰にだって訪れること。
今回のおばあちゃんの家は平地から手すりのない階段を15段、さらにアパートの外階段を登ったところに位置している。
足が悪くなった後にこんなに段差が多い場所に住むのはリスクが高すぎる。
今は我が家も同じように平地から階段を登った場所に家があり、家の内部にも階段があって日々登り降りしている。
同じく事故現場に遭遇し、救急車に電話をした夫と、どちらからが60になるまでには(先になるのは夫)階段がある場所に住むのはやめて段差がない場所に住み変えようと話した。家の中の段差、いくら気をつけていても踏ん張りが効かなければ足を滑らせてしまうこともある。
私の祖父も家の中で何回か階段を転げ落ちた事があると言っていた。
やっぱり生活の範囲に段差が多いことは危険でさる。
今はまだ体も丈夫で歩けるけど、いずれ階段がなくフラットな場所だけで過ごせる家に住み替えをしようと心に決めた。
同じように考えると今の実家の階段もどうにかしないといけないな。まずは手すりをつけるところからかな。将来的にはエレベーターをつけてもいいかもしれない。
持ち家でない我々家族はヤドカリのように住み替えを、持ち家である実家ではプチリフォームをして足腰の衰えに備えて行かなくてはいけない。

階段から転落した事故を後に#7119と将来の住処について考えを改めた日だった。