アヤポコの雑記*2人目育児中

育児のこと、旅行のこと、仕事のこと。30代の第二子子育て中の雑記です。

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3歳の息子の入院生活、やっぱりおうちに帰りたい

今回、川崎病の治療のため、合計8日間の入院をすることになった息子。
初めての入院、初めての一人でのお泊まり、初めての点滴など慣れないことばかりで怖くて不安な毎日が始まった。
彼が入院したのは小児科。大部屋と個室があり、おもちゃが置いてあるプレイルームのようなスペースもある。
最初RSウイルスが陽性だったために個室に隔離され、その後陰性反応が出て大部屋になったので期せずして両方の環境を体験してしまった。個室では管に繋がれて、一人でベッドからは降りられずに不自由な生活を送っていた。
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持っていってよかったもの

  • パジャマ

病院のパジャマの貸し出しもあったのだが、ぴったりのサイズがなく、ズボンがゆるゆるだったり丈が短かったり。結局1日レンタルをしただけで後は持参したパジャマで過ごすことになった。

  • おもちゃ

大好きな電車のおもちゃやいつも一緒に寝ているぬいぐるみをベッドに並べて遊んだ。もう少し大きなお兄さんたちはタブレットやDVDをベッドに持ち込んで遊んでいたけど、まだまだゲームデビューさせていないので電車のおもちゃが嬉しかったみたい。
最初はRSウイルスだったので、プレイルームのおもちゃを病室に持ち込むこともできなかった。陰性になって感染の危険がなくなってからは病院のおもちゃを借りることもできた。
とにかく外に出れないし体を使った遊びができないので、お絵かきセットや折り紙なんかも走り回れない生活では楽しそう。

  • 付録

ずっと作らずに置いてあっためばえの付録をやっとこさ作りましたよ。
セロハンテープ持参で。最近の付録は立体的に作れるしそのままで遊べるような完成品も入っていたりするので、たくさん遊べる。とにかく時間が過ぎるのが長い病院生活、付録を作るのに1時間、作った付録では入院中ずっと遊べたので大助かりでした。

家から持参した本に加えてお見舞いでもらった新しいご本も入院中のいい相棒になった。部屋から出られるようになってもどうしても検査の前には部屋にいてくださいという時間帯もある。そんな時にはたくさんの本を1冊ずつ読んでいって時間稼ぎをしました。

入院中は6時起床、7時半朝食など全て時間が決まっているので、その時間に合わせて活動して行かなくてはいけない。保育園に通っていたとはいえ、家ではある程度自由にお風呂に入れていたりしたので、時間が決まっているということがわからず「もっと遊びたい」になってしまったり、「もうお腹すいた」になってしまったり、病院のリズムに合わせるために時間を上手に潰していくというやりくりが大変でした。

1日目、2日目はなんでここにいるのか、いつまでいるのか本人もわかっていなかったのが、段々事情が飲み込めてきて、1人で泊まるんだ、しばらくここにいなくちゃいけないんだとわかってくる。
2日目には「お家に帰りたいーーー」とギャン泣きし、6日目にはお見舞いから帰ろうとするパパに向かって「おいてかないでー」と泣きつき、だんだんなだめすかすことが辛くなってくる。

看護師さんもお医者さんも子供の目線に立って話してくれて、だんだん息子も慣れてきたんだけど、やっぱりやっぱり注射は怖いしお家に帰りたいし、検査も怖いしお家に帰りたい。
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小さい子の入院、そのとき親は?

入院中ママやパパ、1人は一緒に泊まり込みでの付き添いも許可され、通常の面会時間以外の付き添いも1人だけは許されるという小児科特有のルールがあった。
周りの親子を見ていると、短い入院だから付添いベッドで24時間一緒にいるお母さん、小さい子だから24時間付添いをするお母さんもいれば、ご両親とも忙しいのか、いつも保育士さんと遊んでいる子もいた。
病院としては付添いたかったら有料でベッドも用意するし、忙しいとか授乳しなきゃいけないとかで一緒にいられない場合は保育士さんや看護師さんが見ますよというスタイルでどちらにも対応しますということ。
我が家の場合は、川崎病ということで最初から10日くらいは入院しそうだった。初日に泊まってしまうと、次の日はなんで一緒に寝ないの?と怒られそうだったので、初日泊まらずに寝かしつけて帰宅することを選択。
その後2日目以降も朝ご飯の前までに病院に行って夜寝かしつけて帰るという生活を送った。
8日の入院で済んだけど、朝は7時に来て寝付く21時過ぎまで病院にいるという生活、親も相当疲弊しました。
もちろん24時間の付添い中も大人のご飯は出ないので、子供が病院食を食べる傍コンビニで買ったご飯を食べたり、コーヒー入れたり。ずっとこんな生活していたら付添いしている人の方が病気になっちゃいそう。それでも小児科病棟には朝早くからお母さんたちがたくさんいて、みんな子供が心配だし自分のベッドで寝れないのは体も大変そうだなぁと心配になっちゃう。

他にも小児科特有のルール

  • お風呂

小児科にいる子たちは小学生も中学生もいれば未就学児もたくさん。お風呂も自分一人では入れない子たちは、看護師さんに介助してもらったり親に入れてもらったり。なので、小児科病棟のお風呂にはちゃんと沐浴用の風呂桶と長靴がおいてある。
私も毎日長靴を使わせてもらい、わしゃわしゃ洗っていました。中には一緒にシャワー浴びるお母さんもいるということだけど、さすがに20分で2人分洗うのは難しい。

  • おむつがえ

おむつ、保育園でも練習してほぼ取れていたのに1週間ちょっとまたおむつだけで過ごしておむつハズレが遠のいたかも・・おむつ捨てるようの袋や専用ゴミ袋、おむつ替用の手袋など細かいところまで配慮されていてさすが小児科といったところ。出産の時に同じ病院の産婦人科に入院したけどやっぱり科ごとに最適化されている。産婦人科は授乳室とかあったしね。

入院中は病院の方や周りの方に助けられて、ここにいれば治るハズ!がんばれ、と思えたけど、親子ともに退院して一番嬉しかったのはおうちでみんなで寝れたこと。
無事に退院して言えるのは、もう二度と入院して欲しくないということ。
病気ばっかりはわかんないけど、息子よ、骨折とか不用意な怪我はしないでね。