オリンピックも半分はオンラインでやればいいじゃない
コロナ騒動でテレワークが推奨されるようになって久しい。
一方本来の開会式の日付をすぎ1年後に迫ってきた東京オリンピック。
どうしてもやりたい!中止ではなく延期という姿勢を貫くのであればオンラインでオリンピックをするっていうのはどうでしょう、安倍さん?!
ニューノーマル、新しい生活様式でテレワークを進めているところですし、このままいくといつ収束するかもわからない。日本で開催する初のオンラインオリンピックが今後のスタンダードになんてかっこいいじゃないですか。
最新の5Gの技術やらなんやらを使ってコンマ1秒の世界で戦うアスリートたちに恥じない技術水準を示すことができたら世界に大きくアピールすることができますよ。
少なくとも身体接触やラリーのない速さや正確性を競う競技であれば一堂に会さなくても不正がないことがクリアになればできそうな気がしてきませんか?
審査員の方々にも日本時間に合わせてオンラインで待機してもらい、それぞれのアスリートが実施した競技を合成・一元化したものをテレビ中継やパブリックビューイングで流すなんていかがでしょう。
競技には大きく分けて2種類に分類できます。
1つ目が速さや正確性、技を競うものファンタスティック群とします。そしてもう一方がいわゆるトーナメントで戦い頂点を目指していく、一番強い人やチームを決めるもの。こちらはストロング群とします。
それぞれのグループの内訳は末尾に記載の通り。
ここで分類したファンタスティック群について検討してみる。
もちろん同じ場所で競技することのメリットは多々ある。隣のレーンを走っている人に記録を牽引されたり、気象条件や会場の雰囲気・応援によって記録が伸びたり結果がでなかったりもする。集まって競技する事が本来であれば最高だった。
ただ、こんなコロナ禍、新しいスタイルを模索していく中でオリンピックだって新しいスタイルを探してもいいのではないか。
全ての国のアスリートが東京に集合する形ではなく、東京はあくまでも大会本部として運営を担当する。
東京時間に合わせ各国の選手はそれぞれの拠点で同時に競技を行い、その結果をリアルタイムで東京に集める。東京では集めた結果をブロードキャストし配信・観戦者に提供する。
アスリートにしてみてもわざわざ危険を犯して慣れない土地に行くよりは自分のホームタウンでベストな状態を作って戦いに挑める方が成績が出るかもしれない。
今の技術を持ってすれば陸上競技場のトラックで実際には日本人の選手しか走っていない場を予選にエントリーされた他の国のアスリートがあたかも隣を走っているように映像を加えて配信できたりしないのかな。
国ごとの通信環境の違いや技術的な問題点はたくさんあるとは思うが、オンライン開催も検討案の一つとしてみてもいいのではないだろうか。
上記の方法でクリアになるのは選手同士のコンタクトが生じないファンタスティック郡の話。ストロング郡の場合はどうなるか。未来のSF的な話で行けばロボット相手に戦ってそのスコアを競うという形で実現できそうだが、来年2021年の東京オリンピックではその案は実現が難しそうだ。
したがって、安倍さんへの提案としては半分はオンライン、現在の技術ではどうしても実際に対面で対戦しないといけない競技(ストロング郡)は開催中止または無観客などの規模縮小でご検討いただけないでしょうか?